第19話 ようやくフランスに入る

1985年 9月29日(日)

今日フランスのアルルに行くようになる。

9:50発の電車を待った。昨夜の睡眠不足で駅で待つ間も電車に乗っても眠ってばかりいた。アルルは来るときに通過したところだ。途中から別れて入ったローヌ川がゆったり流れ,今までのスペインとはがらりと変わった。


電車を降り歩いて5分くらいのところの宿を予定していたが満杯で駄目だった。そこは麻美が前回来たときに泊まったホテルで、ゴッホが住んでいた家を改築してホテルにしたもの。奥まったところに二つ星の宿が見つかる。宿の親父はスペイン人に見えた。フランスと聞けば作法のやかましいところと思ったが、この親父は良くなく、強引にひきずりこまれた。夕食を外で取るといったらホテルの親父が世話してくれた。そこもスペイン人経営だった。

モンペリエ風景、車窓よりスケッチ

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