第3話 出発前日
1985年 9月13日(金)晴れ
明日14日はヨーロッパ旅行で成田を発つため、麻美の下宿に今晩は泊まるようになり、特急2時36分上田発に乗る。
麻美はいろいろ手続きがあると言って、すでに午前中に帰っていた。
塩田の田んぼの稲は黄ばみ、車中からの浅間山が心に残った。
出発すると今まで気持ちの中に堆積していた不安感のようなものが一掃。
天気が良いので一層のことだ。
【娘の回想】
旅の軍資金は、父の退職金の一部をあてた。
しばらく留守にするアパートの片付けやらで、私は一足先に実家を発った。
あれもやらねば、これもやらねばと、元々せっかちな私は車内ですら走りだしたい気持ちでアパートに戻り、旅の最終準備に取りかかった。
旅費は全てトラベラーズチェックに変え、ショルダーバッグに貴重品一式を詰め、忘れ物はないかと何度も入れ直しながら確認した。

No.865 「追分浅間」 F8 379×465㎜
信越線車内、信濃追分辺りから眺めたであろう、浅間山



題名からして興味をそそられます!
日付は西暦からにして頂ければ嬉しいかな
とにかく楽しみです
暇をみてゆっくり観賞(感傷)させて頂きます。
純子さん、読んでいただき、そしてコメントをありがとうございます。
励みになります。父の残した日記をひもときながら、ぼちぼちになりますが更新していきます。
40年の前の思い出話です。昭和のネタ満載ですので、おっしゃる通り紛らわしいと思い第4話から西暦を付けました。
3話までも訂正いたしますね。ご指摘ありがとうございます。
今後ともどうぞ思い出話にお付き合い下さい。