輝 クロニクル第一期展のお知らせ

2024年1月13日(土)~3月10日(日) 期間中の土日(月~金は休館

10:00~16:00

貧乏絵描きが惜しむことなく絵の具を乗せ気も込めた作品

初期~39歳までを紹介する

長野県上田市別所温泉1852-7 別所温泉駅より徒歩1分

観覧料:300円(中学生以下無料)

池田輝の画業50年を3つのステージに分けました。

第1期 油絵を本格的に描き始めた20代後半から、39歳で春陽会準会員となるまでの15年間

第2期 準会員後春陽会会員となり、春陽会記念展賞を受賞し、53歳で公立中学校を退職するまで。代表作「奏でる」「一人」「三人」「馬上の人」「出立」を次々と生み出し、朝日ジャーナルの表紙を飾ったのはこの期間。

第3期 教職退職後ヨーロッパスケッチ旅行を経て、モチーフにヨーロッパが加わる。どっしりとした人物像を更に極め、そして画業を閉じるまで。

高校卒業後、東京の美術印刷会社に集団就職した。

休日は絵の勉強してもらって良いとの大層魅力的な求人に仲間と飛び出した。

しかし薄給の身。古本屋で思わずゴッホの画集を買い、その月は風呂に入れなかった。そんな東京時代を経て、24歳で苦労して教員となった。

調度その頃、岡鹿之助氏に「あなたは絵描きになりなさい」と言われたが、「苦労して教員になったばかりの頃で尻込みしてしまった」

こんな20代前半を経て、26歳で結婚する。

結婚の条件は、「俺に自由に絵を描かせろ」だった。

宣言通り自由に絵を描いた。手当たり次第描いた。テクニックに走らず,画面を整理せず,思いのまま描いた。

そんな作家のデビューをとくとご覧下さい。

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